工事別に儲かった現場が分からない3つの理由

工事別に儲かった現場が分からない3つの理由

月末に通帳の残高を見て「今月は儲かった」と判断していませんか。その感覚、実は現場ごとの黒字と赤字を相殺しているだけかもしれません。


1. 決算は黒字なのに、どの現場が足を引っ張ったか分からない

2. 原因1:見積りと実績が別のフォーマットで動いている

3. 原因2:一人親方への支払いが「現場ひも付け」されにくい

4. なぜ今まで放置されてきたのか

5. 仕組みで断つには、入力の場所を一つに絞る

決算は黒字なのに、どの現場が足を引っ張ったか分からない

外壁塗装を10件抱えている会社で、決算は黒字。でも社長に「一番利益が出た現場はどこですか」と聞くと、答えに詰まる。これはよくある光景です。

材料費は塗料屋への支払いを月ごとにまとめて計上、人件費は職人への人工(にんく:作業員1人1日分の稼働単位)払いを現場ごとに分けずに給与としてまとめて処理する。これだと工事Aで使った塗料と工事Bで使った塗料が帳簿の上で混ざります。

結果として見えるのは「今月の粗利」だけ。どの現場が稼いで、どの現場が赤字を吸収したのかは、誰にも分かりません。

原因1:見積りと実績が別のフォーマットで動いている

多くの塗装会社では、見積書はエクセルか専用ソフトで作ります。ところが実際に現場で使った塗料の缶数、追加で発生したケレン(下地の錆や旧塗膜を削る作業)の人工は、日報や職人からの口頭報告で別管理になっています。

見積り時の想定と、実際に現場で動いた材料・人工が、そもそも突き合わせる仕組みになっていない。だから「見積り通りに終わったか」を工事ごとに検証できません。

見積りは工事別、実績は月別という矛盾

見積りは工事ごとに細かく分けて作るのに、支払いの実績データは月次でしか集計しない。この非対称が、原価管理を工事別にできない最大の理由です。

原因2:一人親方への支払いが「現場ひも付け」されにくい

塗装工事は自社の職人だけでなく、一人親方や協力会社に出面(でづら:日当ベースの稼働実績)で発注するケースが多い会社です。

請求書には「〇月分」とまとめて書かれ、どの現場に何人工入ったかが明記されないことがあります。経理担当がそれを工事ごとに割り振り直す作業は、正直手間がかかりすぎて後回しにされがちです。

結果、外注費という大きな塊のまま計上され、工事別の原価には反映されません。特に元請から一括で受けた大型改修などは、複数現場の人工が同じ請求書に混在することもあり、余計に分解が難しくなります。

なぜ今まで放置されてきたのか

理由は単純で、忙しいからです。塗装会社の事務方は少人数、経理と現場管理を兼任している会社も珍しくありません。

工事別に集計する仕組みを作るには、見積りソフト・発注書・請求書・給与計算のフォーマットをそろえる必要があります。これを整備する時間を取るくらいなら、目の前の現場を回す方が優先されてきました。

加えて「決算が黒字なら経営としては問題ない」という感覚が根強くあります。ですが黒字の中身に赤字現場が隠れている状態は、次の見積りにも同じ値付けミスを繰り返させる原因になります。原価が見えないまま次の見積りを作れば、赤字パターンは再生産されるだけです。

決算は黒字なのに、どの現場で儲けたのか聞かれると答えられなかった

仕組みで断つには、入力の場所を一つに絞る

工事別原価管理が定着しない会社の共通点は、入力する場所がバラバラなことです。見積りはA、発注はB、日報はC、支払いはDという状態では、突き合わせる作業自体が新しい負担になります。

逆に言えば、見積り・発注・実績を同じ工事番号でひも付けて入力できれば、集計は自動でついてきます。特別な会計知識は要りません。

私たちイーテクノスも塗装会社を経営していて、まさにこの「現場ごとの利益が決算まで見えない」状態に長年悩まされました。そこで自社の現場で使うために作ったのが、見積りから発注、原価管理までを工事単位でつなぐcrewです。

工事番号を軸に材料費と人工を紐づけるだけで、赤字現場が決算を待たずに見えるようになります。まずは今抱えている現場を1件、工事別に集計し直すところから試してみてください。

よくある質問

Q. 塗装業で工事別に原価管理をするには、何から手をつければいいですか

まず見積りに工事番号をふり、発注書と請求書にも同じ番号を書く運用から始めてください。番号がそろえば、あとから材料費と人工を工事ごとに突き合わせられます。全現場を一気に変えず、まず1〜2件で試すのが定着のコツです。

Q. 一人親方や協力会社の請求書が月まとめでも、工事別に分けられますか

請求書自体は月まとめでも構いません。発注時点で工事番号を伝え、協力会社にも現場ごとの人工数を記録してもらう運用に変えれば、後から工事別に割り振れます。発注時の一言が分岐点になります。

Q. エクセルでも工事別原価管理はできますか

できますが、見積り・発注・実績を別シートで管理していると転記ミスや漏れが起きやすくなります。工事数が10件を超えたあたりから、専用ツールで一元管理する方が入力の手間も集計の精度も上がります。

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塗装業の原価管理、赤字現場を放置する理由

塗装業の原価管理、赤字現場を放置する理由

職人8人、工期23日、外壁塗装面積約1,200平米。見積もりは黒字だったはずの現場が、なぜ決算で赤字と判明したのか。ある塗装会社の1現場を追いました。


1. 見積もりは利益率18%、悪くない数字だった

2. 雨で3日流れ、職人の頭数だけが増えていった

3. 決算で判明した赤字、原因は「缶数」ではなかった

4. 次の現場から変えたこと、変わらなかったこと

見積もりは利益率18%、悪くない数字だった

築28年、5階建て、総戸数32戸のマンション大規模修繕。外壁と屋上防水、鉄部塗装を含む一式で、元請けとの契約額は980万円でした。

見積もり段階で材料費と外注費を積み上げ、粗利率は18%と算出していました。塗料は下塗りシーラー缶と上塗りシリコン塗料で計算上84缶。工期23日、平均出面(現場に入る職人の数×日数)は1日6〜8人という計画です。

この時点で社長も現場監督も「悪くない現場」と見ていました。問題が表面化するのは、着工から2週間後のことです。

雨で3日流れ、職人の頭数だけが増えていった

着工10日目、梅雨前線が停滞して足場養生ごと3日間の中止が続きました。工程が詰まり、監督は工期を守るために応援の職人を2人追加で呼びます。

ここで最初のズレが起きました。応援で入った職人の日当は、常用の職人より2,000円高い設定でした。ですが現場監督はその日当を把握しておらず、出面表には「応援2名」としか記録していません。

誰がいくらで何日入ったか、誰も足していなかった

実際には、当初計画の6〜8人体制が、後半10日間は9〜11人体制に膨らんでいました。人工が計画より延べ18人工増えていましたが、この時点で誰も金額に換算していません。日報には人数と作業内容は書かれていても、日当×人数の集計欄がなかったからです。

決算で判明した赤字、原因は「缶数」ではなかった

工事は無事に完了し、足場も外れ、元請けへの引き渡しも問題なく終わりました。塗料の使用量は下塗り82缶、上塗り88缶と、見積もりの84缶からわずかに超過した程度です。標準塗布量から大きく外れておらず、材料原価はほぼ計画通りでした。

異変が見つかったのは3か月後の決算処理です。この現場だけを抜き出して原価を再集計したところ、労務費が見積もり比で127万円超過していました。粗利率18%だったはずが、実際は5%を切っていたのです。

原因は塗料でも歩掛の見立てでもなく、応援職人の日当差と延べ人工の増加を、誰も現場ごとに集計していなかったことでした。日報はあった。出面表もあった。ですが「この現場に何人×何日×いくら投入したか」を足し算する仕組みがなかったのです。

日報はあったんです。足し算する場所がなかっただけで。

次の現場から変えたこと、変わらなかったこと

この一件のあと、会社では現場ごとに人工と日当を都度入力する運用に切り替えました。応援職人が入った日は、その日のうちに日当を記録し、計画人工との差を現場監督が見られるようにしています。

次に似た規模のマンション改修(築25年、35戸)を受けた際は、着工12日目の時点で「計画より延べ4人工超過、労務費で8万円増」という数字が現場監督のスマホで確認できました。3日流れた工程を、応援1人・残業2時間の調整で吸収し、結果として粗利率は計画の16%に対して実績14%まで踏みとどまっています。

完全に計画通りとはいきません。ですが「終わってから赤字と気づく」状態と、「進行中に数字で気づいて手を打てる」状態では、経営としての打ち手がまったく違います。

私たちイーテクノス自身も、この「現場が終わるまで利益が見えない」状態に長年悩んできた塗装会社です。日報や出面の記録はあるのに、現場別の日当×人工が自動で集計されない。その課題から、現場ごとの利益をリアルタイムで見える形にするために作ったのが原価管理システムのAngaです。

出面を入力するだけで、現場別の労務費と粗利が積み上がっていく仕組みにしています。決算で初めて赤字に気づく、という状態を減らす一つの手段として使えます。

よくある質問

Q. 塗装業で現場別の原価管理をどこから始めればいいですか

まずは日当と出面(誰が何日入ったか)を現場ごとに集計するところから始めます。材料費は見積もりとの差が出にくい一方、人工の増減は日報だけでは見えにくく、赤字の主因になりやすい部分です。ここを現場単位で数字にすることが最初の一歩です。

Q. どんぶり勘定でも今まで黒字だったのに問題ありますか

工期が計画通りに進んだ現場では表面化しにくいだけで、雨天順延や応援職人の追加が起きた現場では利益が削られている可能性があります。決算で全体が黒字でも、赤字現場が黒字現場に隠れているケースは珍しくありません。

Q. 原価管理システムを入れる余裕がない会社はどうすればいいですか

エクセルの出面表に日当単価の列を追加し、現場ごとに延べ人工×日当を集計するだけでも効果はあります。ただし手入力の集計は続きにくいため、続けられる仕組みかどうかを基準に選ぶことをおすすめします。

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塗装業原価管理、Excelで粗利22%が8%になる理由

塗装業原価管理、Excelで粗利22%が8%になる理由

外壁面積1200㎡、工期42日、職人延べ168人工。完工時は喜んだのに、決算で粗利8%しか残らなかった現場があります。原因はExcel集計の1週間遅れでした。


1. 見積り粗利22%のはずが、決算では8%だった

2. 問題が起きた瞬間 足場代の再発注が漏れていた

3. どう動いたか 現場担当者が拾い直すまで3週間

4. 結果どう変わったか 現場ごとの粗利を工事中に見る仕組みへ

見積り粗利22%のはずが、決算では8%だった

築28年、鉄筋コンクリート造の分譲マンション改修工事です。

外壁面積約1200㎡、屋上防水込みで工期42日、下地処理からタイル補修、フィラー、上塗り2回まで含む案件でした。見積り時点の想定粗利は22%。元請からの信頼も厚く、追加工事も含めて受注額は980万円まで膨らみました。

完工した時点では現場監督も社長も「今期の柱になる」と話していたそうです。ところが半年後の決算で、この現場の実際の粗利は8%しかなかったことが判明しました。差額の14ポイント、金額にして約137万円がどこに消えたのか、誰も即答できませんでした。

問題が起きた瞬間 足場代の再発注が漏れていた

原因を遡ると、足場代の再発注が現場のExcelに反映されていなかったことが分かりました。

当初の足場は21日間のリース契約でしたが、雨天による工程の組み直しで実際は35日間かかっています。延長分の請求書は経理に届いていたものの、現場ごとの原価シートには手入力されておらず、翌月の集計担当が気づかないまま決算まで放置されていました。

塗料代も同様です。シリコン系上塗りを4斗缶換算で32缶発注する予定が、下地の吸い込みが想定より激しく、追加で6缶発注していました。この追加分の伝票も、現場担当者のExcelシートと本社の集計シートで二重管理になっており、片方にしか反映されていなかったのです。

人工の数字も現場と事務所でズレていた

延べ168人工の想定に対し、実際は雨天順延で188人工かかっていました。日報はLINEで共有されていたものの、月末にExcelへ転記する作業が現場監督の手作業だったため、繁忙期に転記漏れが2回発生しています。

どう動いたか 現場担当者が拾い直すまで3週間

決算で赤字傾向が発覚してから、経理担当が現場監督に確認の電話を入れました。

現場監督は現場終了後すでに別の3現場を掛け持ちしており、記憶を頼りに足場代・塗料代・人工を拾い直す作業に3週間かかっています。請求書の束を倉庫から引っ張り出し、LINEの日報履歴を1日ずつ遡り、ようやく差額の内訳が見えてきました。

この拾い直し作業自体に、現場監督の実働で約15時間、経理担当で約10時間かかったといいます。1現場の原価を確定させるためだけに使った時間です。塗装会社が抱える現場が同時に10件あれば、同じ作業を10回繰り返す計算になります。

完工した時は儲かったと思ってたのに、決算見て青ざめたよ

結果どう変わったか 現場ごとの粗利を工事中に見る仕組みへ

この一件のあと、この会社は現場ごとの原価をリアルタイムで集計する仕組みに切り替えました。

足場代、塗料の缶数、人工の出面(出勤した職人の人数と日数)を、発生した都度スマホから入力する運用に変更しています。Excelのように月末にまとめて転記するのではなく、追加発注や工程延長が起きたその日に反映される形です。

結果、次の同規模改修工事(外壁面積約1100㎡、工期38日)では、工事が終わる前の段階で粗利が19%まで下がっていることが見えました。足場の延長が発生した時点でアラートに気づき、元請への追加請求交渉を工事中に済ませられたためです。決算を待たずに手を打てたことが、最終的な粗利を確保した最大の要因でした。

原価管理システムを検討する塗装会社の担当者から「Excelでも項目を増やせば同じことができるのでは」と聞かれることがあります。理屈上はできますが、転記作業と二重管理をなくさない限り、遅れて気づく構造は変わりません。私たちイーテクノスも塗装工事を自社で請け負う中で、同じように決算まで現場の利益が見えず苦しんだ経験があります。そこから生まれたのがAngaで、足場代・塗料代・人工をLINEやスマホから入力するだけで、現場ごとの粗利が工事中に見える仕組みにしています。

よくある質問

Q. Excelでの原価管理と原価管理システムの違いは何ですか

Excelは月末にまとめて転記する運用になりがちで、追加発注や工程延長の反映が遅れます。原価管理システムは発生時点で入力する運用にできるため、工事中に粗利の変化に気づける点が最大の違いです。決算まで待たずに手を打てるかどうかが分かれ目になります。

Q. 塗装会社が原価管理を後回しにしがちな理由は何ですか

受注と施工に追われ、原価集計は事務所の手が空いた時にまとめて行う会社が多いためです。現場監督も掛け持ちが多く、日々の入力に時間を割きにくい事情もあります。結果として原価の遅れが常態化し、決算で初めて赤字に気づくケースが起きます。

Q. 原価管理システムを導入すると現場の負担は増えませんか

入力項目が多すぎるシステムは現場の負担になりますが、LINEやスマホで発生都度に入力できるタイプなら、月末にExcelへまとめて転記する手間がむしろ減ります。導入時は入力項目を絞り、現場監督が使い続けられる形にすることが分かれ目になります。

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塗装業の原価管理、赤字が現場後にしか分からない理由

塗装業の原価管理、赤字が現場後にしか分からない理由

塗料の使用量も人件費も現場が終わるまで分からない。この状態を放置すると、儲かる現場と赤字現場の区別がつかず、会社全体の利益率が静かに削られていきます。


1. 決算書を見て初めて赤字に気づく会社

2. 紙・Excel・専用アプリ、どこで差がつくのか

3. 表で見る、3つの手段の違い

4. 改正建設業法で「後回し」が通用しなくなる

5. 記録の手間を減らした先にあるもの

決算書を見て初めて赤字に気づく会社

外壁塗装の現場が終わって請求書を出し、材料屋への支払いを済ませ、それでも「この現場、儲かったのか」と聞かれて即答できない社長は少なくありません。

理由は単純です。塗料の使用量は現場ごとにメモや職人の口頭報告に頼り、人件費は出面(現場ごとの出勤日数)を月末にまとめて集計する。どちらも現場が終わるまで、いや決算が近づくまで数字が出てきません。

築30年マンションの改修と新築の外壁塗装では、下地処理の手間も希釈率も歩掛もまるで違います。ところが原価管理を後回しにしている会社では、この2つの現場を同じ「工事」として売上だけで見てしまいます。結果、実は赤字だった現場を来期も同じ条件で受けてしまう。これが利益率を下げ続ける構造です。

紙・Excel・専用アプリ、どこで差がつくのか

原価管理をやろうとした会社が最初にぶつかる壁は「どの手段で記録するか」です。紙の現場帳票、Excelの原価管理表、専用アプリ。どれも「記録する」という機能は同じですが、現場目線で見ると差は歴然です。

紙は書く手間そのものが職人の負担になります。ケレン(下地の錆や旧塗膜を削る作業)や吹付作業の合間にメモを取る余裕がある職人は多くありません。結果、記録が抜けたり、後から記憶で埋めたりして、数字の精度が落ちます。

Excelは事務所に戻ってから入力する運用になりがちです。現場と入力の間に時間差が生まれ、色番(日塗工の番号など)や使用量の記憶違いが起きやすくなります。しかも複数現場のExcelファイルを社長が一つひとつ開いて見なければ、儲かる現場と赤字現場の比較ができません。

専用アプリは現場でその場に近い形で入力でき、社内の誰が見ても同じ画面で現場ごとの原価が並びます。共有のしやすさとミス率の低さが、紙・Excelとの決定的な違いです。

表で見る、3つの手段の違い

どの手段が自社に合うかは会社の規模や体制によりますが、まずは客観的に並べて比較してみます。

手段 手間 ミス率 共有のしやすさ コスト
紙の帳票 現場で書く負担が大きい 記憶頼りで高い 社長が集めて回る必要あり 印刷代程度で低い
Excel 事務所での入力作業が発生 入力時の記憶違いが起きやすい ファイルを開かないと見えない ソフト代のみで低い
専用アプリ 現場でその場に入力できる 入力ルールが統一され低い 全員が同じ画面をリアルタイムで見られる 月額利用料がかかる

改正建設業法で「後回し」が通用しなくなる

2025年12月施行の改正建設業法では、労働者の待遇改善が求められ、人件費上昇への対応が経営課題として明確になりました。契約書の記載事項も厳格化され、著しく短い工期の禁止や、天候・下地状況といった塗装特有のリスク情報の提供義務も新たに規定されています。

これは裏を返せば、原価を把握していない会社ほど価格転嫁の根拠を示せず、適正な請負代金への変更交渉ができないということです。人件費がいくら上がったのか、現場ごとの歩掛がどう変わったのかを数字で説明できなければ、元請との交渉の場に立てません。

倒産件数が増えている今の業界状況では、原価管理の後回しは単なる社内の課題ではなく、会社が生き残れるかどうかの分岐点になっています。

記録の手間を減らした先にあるもの

原価管理を仕組み化する目的は、社長の手間を増やすことではありません。むしろ逆で、記録の手間を減らしながら、儲かる現場と赤字現場を見分けられるようにすることです。

私たちイーテクノスは塗装会社を経営する中で、まさにこの「現場が終わるまで原価が分からない」状態に苦しみました。代表の井上自身が現場を回しながら、塗料の使用量や人件費をリアルタイムで把握できる仕組みが欲しくて作ったのがAngaです。

現場が終わってから儲かったか分かるんじゃ、遅すぎるんですよね

紙やExcelでの管理に限界を感じている会社であれば、現場ごとの原価をその場で記録し、社内で共有できるアプリという選択肢を検討する価値があります。

よくある質問

Q. 塗装業で原価管理が後回しになりやすいのはなぜですか

現場作業が優先され、塗料の使用量や人件費の記録は「後でまとめて」になりがちだからです。紙やExcelでは現場と入力の間に時間差が生まれ、記憶違いや記録漏れが起きやすく、結果として決算まで現場ごとの利益が見えない状態が続きます。

Q. 原価管理を始めるなら紙・Excel・アプリのどれがいいですか

現場数が少なく職人も限られる会社なら紙やExcelでも運用できますが、現場が増えるほど共有の手間とミス率が課題になります。複数現場を並べて儲かる現場と赤字現場を比較したい会社は、専用アプリの方が向いています。

Q. 改正建設業法は塗装会社の原価管理にどう関係しますか

2025年12月施行の改正建設業法により、人件費上昇への対応や契約内容の明確化が求められます。原価を把握していないと価格転嫁の根拠を示せず、元請との請負代金の交渉が不利になるため、原価管理の仕組み化が急務になっています。

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月末請求書待ちが赤字現場を生む理由

月末請求書待ちが赤字現場を生む理由

月末に請求書が揃って、初めてその現場が赤字だったと分かる。この順番を変えない限り、赤字現場は止められません。現場ごとに都度原価を見る手順を、明日から使える粒度で解説します。


1. なぜ「月末に分かる」が手遅れなのか

2. 手順1:現場ごとに「原価の箱」を作る

3. 手順2:発注・出面のたびに「その日」入力する

4. 手順3:現場が7割終わった時点で一度見る

5. 手順4:赤字傾向が見えたら、次の受注前に止める

6. 手順5:月1回、全現場を並べて振り返る

なぜ「月末に分かる」が手遅れなのか

外壁塗装の現場が同時に8件動いていると想像してください。塗料の使用量、下請けの人工(1日あたりの作業量)、資材の追加発注。これらの請求書が事務所に揃うのは早くて現場完了の2〜3週間後です。

つまり赤字が確定するのは、その現場がもう終わった後です。次の現場の見積りは、赤字の原因が分からないまま同じ歩掛(作業1単位あたりの工数)で組まれます。赤字現場を止められないのではなく、止める判断をする材料が届く頃には現場が終わっているのです。

塗装工事業の倒産は2026年1月〜4月で前年同期より増えています。職人不足と資材高騰、原油・ナフサ供給不安が重なり、どんぶり勘定の会社ほど利益が薄い現場を積み重ねて資金が持たなくなっています。原価管理は経理の作業ではなく、会社を続けるための手順です。

手順1:現場ごとに「原価の箱」を作る

最初にやることは、案件番号や現場名で原価を分ける箱を作ることです。塗料代、シンナー・希釈材、足場代、養生材、下請け人工、自社人工、諸経費の7項目で十分です。

Excelでもノートでも構いません。ここでつまずくのは、複数現場の資材をまとめて1回で発注してしまい、後からどの現場にいくら使ったか分からなくなるパターンです。まとめ買いする場合は、発注メモに現場名と数量の割合を必ず書いておきます。

手順2:発注・出面のたびに「その日」入力する

月末にまとめて入力するのをやめて、発注した日、職人が現場に入った日にその都度入力します。塗料屋に電話した直後、現場監督が出面(誰が何日入ったか)を確認した直後がタイミングです。

つまずきやすい入力ミス

色番(日塗工・N80など)の読み違いや数量の書き間違いは、後から見返しても気づきにくいものです。発注した本人がその場で入力すれば、値段と数量の記憶が新しいうちに正確な数字が残ります。

入力を後回しにする会社の多くは「まとめて入れた方が早い」と考えますが、実際は1件ずつ思い出す作業のほうが時間がかかります。

手順3:現場が7割終わった時点で一度見る

完成を待たず、進捗7割の時点で使った原価と請求予定額を並べます。ここで見積り時の予算と実際のズレが初めて見えます。

雨で3日工程が流れて、下請けを別日程で入れ直した現場は、この時点で人工が予算超えしていることが多いです。7割で気づけば、残り3割の工程で仕上げ品質を落とさずコストを抑える判断ができます。月末に気づいても、もう打つ手がありません。

手順4:赤字傾向が見えたら、次の受注前に止める

7割時点で赤字傾向の現場が出たら、その原因を次の見積りに反映するまで新規受注の見積り条件を変えません。これが「赤字現場を止める」の実態です。止めるのは現場ではなく、同じ条件での受注です。

2025年12月施行の改正建設業法では、請負代金の変更方法の明確化と、著しく短い工期の禁止が新たに規定されています。人件費が上がっている前提で価格転嫁の仕組みを契約書に落とし込んでおくことが、これからの受注条件になります。

労働条件改善で人件費が上がる以上、従来の歩掛のままの見積りは赤字の温床になります。原価管理で気づいたズレを、契約書の記載事項にまで反映させる会社が、法改正後も生き残ります。

手順5:月1回、全現場を並べて振り返る

月末は集計の場ではなく、振り返りの場に変えます。7割時点で見た現場の実績と、完成後の最終原価を並べて、どの項目でズレたかを確認します。

ここでのつまずきは、赤字の原因を「資材高騰のせい」で終わらせてしまうことです。同じ現場条件でも、発注のタイミングや職人の割り付け次第でズレは縮められます。原因を項目単位まで分解して初めて、次の見積りに反映できます。

この手順を紙とExcelでやろうとすると、入力する人の手間が結局月末に集中してしまいます。私たちイーテクノスも塗装会社を経営していて、現場ごとの利益が決算まで見えない状態に長く苦しみました。その経験から、LINEで発注や出面を送るだけで現場ごとの原価が都度分かるツール「Anga」を作りました。

手順2の「その日入力」を仕組み化したいなら、まず7日間無料で試してみてください。

完成してから儲かったか分かるんじゃ、次の見積り直せないんだよな

よくある質問

Q. 塗装業の原価管理は何から始めればいいですか

現場ごとに原価を分ける箱を作ることから始めます。塗料代・足場代・人工などの項目を決め、発注や出面のたびにその日入力する習慣をつければ、月末集計に頼らず現場の途中で赤字傾向に気づけます。

Q. どんぶり勘定から脱却するのに大がかりなシステムが必要ですか

最初はExcelやノートでも構いません。重要なのは入力のタイミングを月末からその日に変えることです。仕組みが定着してから、LINEなど普段使う手段で入力できるツールに移行すると負担が減ります。

Q. 改正建設業法は原価管理にどう関係しますか

2025年12月施行の改正で請負代金の変更方法明確化や工期に関する規定が強化されました。原価のズレを見積り条件や契約書に反映する仕組みがないと、価格転嫁ができず人件費上昇分を吸収できません。

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資材高騰なのに旧単価で見積る塗装会社の末路

資材高騰なのに旧単価で見積る塗装会社の末路

シーラーが1缶800円上がっても、去年の見積のまま出す。その積み重ねで粗利が消えていく手順のズレを、発注前・発注時・確認の3段階で洗い出します。


1. 塗料屋の値上げ通知を放置した3ヶ月後に起きたこと

2. 手順1:発注前にやる「原価の棚卸し」

3. 手順2:見積を出すときの「価格転嫁」の入れ方

4. 手順3:現場ごとの利益を「決算前」に確認する仕組み

5. 確認作業を「人力」から離すという選択肢

塗料屋の値上げ通知を放置した3ヶ月後に起きたこと

取引先の塗料店から「来月からシリコン系1缶2,200円アップ」のFAXが届いても、多くの現場監督はそれを見積の根拠に反映しません。

理由は単純です。過去の見積テンプレートをコピーして使い回しているからです。

ある会社では、この通知を放置したまま半年で12件受注しました。決算で粗利率を見たら、去年より4ポイント下がっていました。原因を追うと、資材費の値上げ分がそのまま会社の持ち出しになっていたことが分かりました。

2026年に入って塗装工事業の倒産件数が前年同期より増えている背景には、こうした「値上げを知っていたのに見積に載せなかった」ケースが少なくありません。職人不足と資材高騰、原油・ナフサ供給不安が同時に重なり、原価管理の甘さがそのまま資金繰りを直撃しています。

値上げのFAX、見積に反映するの忘れてたわ。半年分まとめて損してた。

手順1:発注前にやる「原価の棚卸し」

まず塗料単価を今月の数字に更新する

見積書のテンプレートに入っている塗料単価は、いつの数字ですか。3ヶ月前、半年前のまま固まっている会社がほとんどです。

手順はシンプルです。

  • 主要塗料(下塗り・中塗り・上塗り)の現在単価を塗料店に確認する
  • 希釈率と標準塗布量から1㎡あたりの実コストを再計算する
  • 見積テンプレートの単価欄を上書きする

ここでつまずくのが、「前回と同じ現場だから単価も同じだろう」という思い込みです。同じ塗料でも仕入れ時期が違えば単価は変わります。月初に一度、単価だけ確認する習慣がない会社は、ここで確実に原価を見誤ります。

手順2:見積を出すときの「価格転嫁」の入れ方

資材費が上がった分を、そのまま元請けや施主にぶつけると角が立つと思っていませんか。

実はやり方があります。

  • 見積書の内訳に「材料費(○月時点単価)」と明記する
  • 資材高騰分を別項目で切り出す(本体価格に埋め込まない)
  • 「単価改定のお知らせ」を一枚添付する

ここでつまずくのが、値上げ分を材料費に混ぜ込んで総額だけ上げてしまうパターンです。元請けから見ると「何が上がったか分からない値上げ」に見え、値切り交渉の材料にされます。内訳を分けるだけで、交渉の土俵が変わります。

2025年12月施行の改正建設業法では、請負代金の変更方法の明確化と契約内容の強化が求められています。契約書に価格転嫁の根拠を残す仕組みは、今後は努力目標ではなく実務上の必須項目になります。

手順3:現場ごとの利益を「決算前」に確認する仕組み

多くの塗装会社が抱える最大の弱点は、現場ごとの利益が決算まで見えないことです。

  • 現場が完了するたびに実際にかかった材料費・人工を記録する
  • 見積時の想定原価と実績原価を突き合わせる
  • 差異が5%を超えた現場は理由を書き出す

ここでつまずくのが、「忙しいから決算期にまとめてやろう」という先送りです。10現場分をまとめてやろうとすると、どの現場でどれだけ資材費が上振れしたか記憶が飛んでいて、結局ざっくりした数字しか出せません。

1現場終わるごとに5分でいいので数字を残す。これができている会社とできていない会社で、粗利率の差は如実に出ます。

改正建設業法では長時間労働に依存した運営も難しくなります。労働者の待遇改善で人件費が上がる分、原価管理の精度を上げないと利益はさらに薄くなります。

確認作業を「人力」から離すという選択肢

ここまでの手順を紙とExcelでやろうとすると、現場が10件あれば単価更新と原価突き合わせだけで月15〜20時間は飛びます。しかも属人化しやすく、担当者が辞めると仕組みごと消えます。

私たちイーテクノスも、塗装会社を経営する中で同じ壁にぶつかりました。現場ごとの利益が決算まで見えず、資材の値上げ分をどこで見積に反映したか追えなくなった経験から、原価と見積を1つの画面で管理できるツールAngaを作りました。

単価更新も現場別の実績原価も、LINEで送るだけで記録が残る仕組みにしています。

手順を覚えるより先に、まず今月の塗料単価を1回だけ見直してみてください。それだけで来月の見積の精度は変わります。

よくある質問

Q. 塗装業の原価管理は何から手をつければいいですか

まず塗料単価の見直しから始めてください。見積テンプレートの単価が古いままだと、どれだけ丁寧に工数計算をしても原価はズレます。単価更新→原価再計算→現場ごとの実績記録という順番で、小さく回すのが確実です。

Q. 資材高騰分を見積に反映すると元請けに嫌がられませんか

内訳を分けずに総額だけ上げると値切られやすくなります。材料費を別項目にして単価改定のお知らせを添付すると、根拠が明確になり交渉しやすくなります。改正建設業法でも価格転嫁の仕組みが求められています。

Q. 現場ごとの利益を把握する簡単な方法はありますか

現場が終わるたびに実際の材料費と人工を5分で記録する習慣をつけることです。決算期にまとめて計算しようとすると数字の記憶が飛びます。Angaのようなツールを使えばLINE送信だけで記録が残り、突き合わせが楽になります。

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段取り400時間を原価計上しない塗装会社が2026年に消える理由

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「段取り8割、作業2割」と口にしながら、段取りにかかった時間を一度も原価に計上したことがない塗装会社は少なくありません。2025年12月施行の改正建設業法で労務費の構成明示が求められる時代、その習慣が経営の命取りになります。


約400時間
段取り時間の月間合計(10人規模・月20現場)
作業前の材料確認・養生積み込み・入場申請などを含む体感値

1.2〜1.5倍
段取りを含めた実労務費の乖離幅
段取り時間計上後に原価が膨らむ感覚値(塗装会社あるある)

1〜2人工
養生設置・撤去の工数(1工程あたり)
外壁塗装の各工程で発生する段取り労働の目安

その『無償の2時間』が積み重なって会社を削っています

朝7時の現場集合に間に合わせるため、職人は6時には倉庫に入っています。

色番N80の確認電話、希釈率(塗料を薄める割合)の再チェック、養生テープとマスカーの積み込み、元請けへの入場申請——これだけで1人あたり1〜2時間が飛びます。

10人の職人が月20現場をこなせば、段取りだけで400時間前後の労働が発生しています。しかしその時間は「作業していないから」という理由で、請求書にも原価表にも載らないまま処理されています。

夜21時の事務所で電卓をたたきながら、「この現場、利益が出ているはずなのに手元に残らない」と首をかしげた経験がある社長は、ぜひ一度立ち止まってください。

利益が出ているように見える現場ほど、実は原価が嘘をついているケースがあります。段取り時間を見えなくしている限り、本当の工事原価は永遠に把握できません。

塗装業の粗利は材料費・外注費・労務費の三本柱で決まります。このうち労務費だけが「計上されない時間」を抱えたまま放置されているのが、多くの中小塗装会社の実態です。

2025年12月以降、『段取り時間を説明できない会社』は価格交渉で負けます

2025年12月施行の改正建設業法は、塗装業の経営構造を根底から揺さぶります。

改正法では労働者の賃金水準確保と労働条件改善が必須化され、請負代金の変更方法の明確化も求められます。つまり「人件費が上がりました、単価を上げてください」と元請けに交渉するとき、根拠となる労務費の内訳を示せない会社は話を聞いてもらえなくなります。

具体的に何が変わるかを整理します。

  • 契約書への記載事項が厳格化され、著しく短い工期は禁止になります
  • 天候・下地状況など塗装特有のリスクを契約段階で明記する義務が生じます
  • 労務費の構成を工程別に説明できる資料が価格転嫁交渉の武器になります

外壁塗装の現場では、下地処理(ケレン・高圧洗浄)・下塗り・中塗り・上塗りの4工程それぞれに段取り時間が存在します。養生の設置・撤去だけで1工程につき1〜2人工(にんく、作業1日分の労働単位)が消えることも珍しくありません。

軽トラのダッシュボードに積まれたままの出面(でづら、職人の出勤記録)帳を、今すぐ工程別の労務費データに変換できる仕組みが必要です。それができる会社とできない会社の間で、最初の価格転嫁交渉の勝敗が決まります。

倒産急増局面で生き残る会社は『見えないコスト』を数字にしています

2026年に入ってから塗装工事業の倒産件数は前年同期比で増加傾向にあります。職人不足、資材高騰、中東情勢による原油・ナフサ供給不安が中小・零細事業者の経営を直撃しています。

資材が上がれば材料費原価は上がります。職人が足りなければ外注費も上がります。しかし多くの社長は「そもそも自社の正確な原価がどこにあるかわからない」という状態で値上げ交渉に臨んでいます。

LINEに溜まる職人からの日報、手書きの工程表、Excelで管理しようとして挫折したシート——これらが「見えないコスト」の温床です。

築30年マンションの改修現場を例にとります。外壁の旧塗膜をケレン(塗膜除去)する前に、職人は足場の安全確認・養生設置・使用塗料の色番(日塗工・NDコード)確認・希釈率調整を行います。この一連の段取りが歩掛(ぶがかり、作業1単位あたりの工数)に含まれていなければ、見積もりは最初から赤字構造になっています。

倒産していく会社と生き残る会社の違いは、設備投資の大小ではありません。段取り時間を含む本当の原価を把握し、それを根拠に価格を提示できるかどうかです。

段取りを原価に入れたら、黒字だと思ってた現場が全部グレーでした

Angaが塗装業に特化した理由——開発者自身が原価の嘘に気づいた経営者でした

Angaを開発したのは株式会社イーテクノスの代表・井上恭介です。井上は塗装会社の経営者として現場に立ち続けた人間です。

「色番N80のつもりでND-401を発注してしまった」「クリーンマイルドシリコンを職人が『クリマイ』と略すせいで発注書が通じなかった」——そういった塗装業固有の失敗を体で知っているからこそ、汎用AIではなく塗装業専用の仕組みを作りました。

Angaが解決するのは次の3点です。

  • 段取り時間を工程別(下地処理・養生・吹付・仕上げ)に記録し、労務費原価として自動計上します
  • 職人ごとの作業癖や略語(クリマイ・3分艶・見切りなど)を学習し、発注ミスを減らします
  • 工程別の原価データを元請けへの価格説明資料として出力できます

「現場ごとの利益が本当に見えていなかった」という経営者が最初に実感するのは、段取り時間を含めた労務費の合計が想定の1.2〜1.5倍になるという事実です。それは損失ではなく、ずっとそこにあったのに計上されていなかったコストです。

2025年12月以降の価格転嫁交渉で「根拠のある数字」を持って臨めるかどうか。その準備を今から始める会社が、2026年の倒産急増局面を生き残る会社です。

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現場またぎ材料費が粗利を2〜4%削る——正しい工事別原価配賦法

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「余った塗料は次の現場で使えばいい」——その判断が、工事別原価を毎回狂わせています。外壁塗装10件分の材料費を積み上げると、どこかの現場が丸ごと赤字になっている。この記事では、現場またぎ材料費を工事別原価に正しく乗せる具体的な方法を解説します。


現場またぎによる粗利ロス目安

2〜4%

余り材料を未計上のまま次現場に回し続けた場合の工事別粗利誤差の体感値

DX推進による営業利益率改善実績

5.5%

株式会社結建装がデジタルツール導入・業務効率化により達成した営業利益率の改善幅

外壁塗装1件あたりの資材品目数目安

10品目超

下地処理材・プライマー・中塗・上塗・シーリング・養生含む現場別管理が必要な資材数の感覚値

Q. 余り材料を次の現場に回して何が問題なのですか?

結論から言えば、「材料費ゼロ」として処理された現場が実際には原価を消費しているため、工事別の粗利が正確に見えなくなります。

夜21時、事務所のデスクに積まれた納品書をめくりながら、「この現場は思ったより利益が出たな」と感じたことはないでしょうか。その感覚は、たいていの場合、錯覚です。

具体的に考えてみます。外壁塗装の現場でクリーンマイルドシリコン(通称クリマイ)の16kgを1缶余らせたとします。塗装面積200㎡の次の現場で「手持ち在庫で対応」と処理すれば、その缶の仕入コストはどこにも乗りません。

  • 前の現場:余り分を捨値で評価 → 原価が実態より低く見える
  • 次の現場:材料費ゼロで計上 → 粗利が実態より高く見える
  • 結果:どちらの現場も「本当の利益」が分からない

10件の外壁塗装を走らせれば、このズレが積み重なります。材料費の「現場またぎ」が常態化すると、見積時の歩掛(作業1単位あたりの工数)や標準塗布量の精度検証もできなくなります。

原価管理の土台が崩れる、これが本質的な問題です。

Q. では、余り材料を原価に乗せる正しい方法は何ですか?

正しいアプローチは、余り材料を「社内在庫として金額評価し、使用した現場に移動原価として計上する」ことです。

手順は以下の3ステップです。

  • ステップ1:現場クローズ時に余り材料を「色番・品番・残量・仕入単価」で在庫台帳に記録する
  • ステップ2:次の現場で使用した際に「払い出し伝票」を起票し、該当現場の材料費に加算する
  • ステップ3:月末に在庫残高と実地棚卸を照合し、差異があれば廃棄・紛失として費用処理する

現場帰りの軽トラの荷台に半缶残ったクリマイを積んで帰社する。そのまま倉庫に入れるだけでは「存在しない在庫」になります。品番・日塗工色番(例:N80・ND-105など)・残容量を30秒でメモするだけで、翌月の原価精度が全く変わります。

塗装業では希釈率によって使用量が変動するため、実使用量ベースで原価を追う必要があります。「缶の残り半分」を0.5缶として記録するのではなく、kg換算・希釈後の延べ塗布面積で管理すると実態に近い原価が出ます。

この作業自体は難しくありません。続かない理由はほぼひとつ、「記録する仕組みが現場に存在しないから」です。

余った缶を倉庫に戻しても、どこにも記録が残らないんですよね

Q. なぜ今まで誰もこの管理をやってこなかったのですか?

理由は3つあります。塗装業の構造に起因するため、根性論では解決しません。

第一に、材料費の粒度が細かすぎます。外壁塗装1件でも、下地処理材・プライマー・中塗り・上塗り・シーリング材・養生テープなど資材は軽く10品目を超えます。これを現場ごとに追跡するのは、専用の仕組みなしには現実的ではありません。

第二に、余り材料を「ロス扱い」にする慣習があります。「どうせ余るから見積に多めに乗せておく」という発想は、標準塗布量の管理精度を最初から諦めた考え方です。

現場監督がLINEで職人から送られてくる日報の写真を確認しながら、残缶数を頭の中だけで把握しようとしている——この光景が毎日どの会社でも繰り返されています。

第三に、「工事別原価」という概念が会社に根付いていないケースが多いです。月次の損益計算書を見て「今月は黒字だった」で終わり、どの現場が利益を生んでどの現場が削ったかを把握していない。

株式会社結建装がDX推進により営業利益率を5.5%改善した事例が報告されていますが、その出発点は「どこで利益が出ているかを見える化した」ことです。材料費の現場別管理は、その最初の一歩になります。

現在、中東情勢による原料価格高騰が塗料の仕入コストを押し上げており、2026年まで継続が見込まれています。単価が上がるほど、余り材料の管理コストは相対的に下がり、管理する価値は高まります。

Q. Angaを使うと、この管理がどう変わりますか?

Angaは塗装会社の経営者が自ら開発した原価・発注管理ツールです。開発者は株式会社イーテクノスの井上恭介氏で、塗装現場の実務を知らない開発者が作った汎用ツールとは設計思想が根本的に異なります。

「色番N80を間違えて発注してしまった」「クリマイをクリーンマイルドシリコンと入力し直すのが毎回手間」——こうした塗装業固有の作業摩擦を減らすために設計されています。職人ごとの略語・通称をシステムが学習するため、現場からの報告をそのまま原価データに変換できます。

Angaで「現場またぎ材料費」の管理がどう変わるかをまとめます。

  • 余り材料を現場クローズ時にアプリで記録 → 自動で社内在庫に登録
  • 次の現場で払い出す際に現場を選択 → 移動原価として自動計上
  • 工事別の材料費・粗利がリアルタイムで確認可能
  • 色番・品番・希釈率も入力フィールドで管理

船井総研のグロースクラウド導入で見積書作成時間を大幅短縮した事例のように、「仕組み化」が時間と利益の両方を改善します。Angaが目指すのは、塗装会社が現場ごとの利益を当たり前に把握できる状態です。

月に10件の現場を走らせている会社なら、余り材料の管理精度を上げるだけで粗利2〜4%の改善は十分に届く射程にあります。

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職人10人規模の塗装会社でExcel台帳を使い続けると、月末の粗利が3〜8%ブレることがあります。原価データを遡って検証すると、誤差の発生源は5箇所に集中しています。この記事では、ブレが大きい順に原因を整理し、どこから手をつけるべきかを示します。


【ブレ発生源ランキング】粗利誤差はどこで生まれているか

夜21時の事務所、月次集計のExcelを開いたまま社長が電卓を叩いている——そんな光景が塗装会社の月末あるあるです。

原価データを遡って検証すると、粗利誤差の発生源は次の5箇所に集中しています。

  • 1位:材料の希釈・ロス未計上(誤差の主因・約3〜4%)
  • 2位:職人の出面(にっぽう)の入力漏れ・二重計上(約1〜2%)
  • 3位:下地処理の追加工数が見積に反映されていない(約1%)
  • 4位:養生・段取り費用の現場間ずれ込み(約0.5〜1%)
  • 5位:塗料メーカーへの色番(日塗工・NDコード)特注追加費用の未紐付け(約0.5%)

1位の「材料ロス未計上」が最も大きく、かつ気づかれにくい誤差です。

標準塗布量に対して実際の希釈率や塗り継ぎロスは現場ごとに変わります。外壁のケレン(サビや旧塗膜の除去作業)状態が悪ければ下塗りの吸い込み量が増え、缶数が増えます。しかしExcelには「当初の見積材料費」しか入力されておらず、追加仕入れが別シートや口頭処理で終わることが多いです。

中東情勢の緊迫化による原料価格高騰が続く現在、1缶あたりの単価も数百円単位で変動しています。仕入コストが上振れしているのに台帳が更新されなければ、粗利の計算は最初から狂っています。

【検証①】材料費ロスとExcel運用の構造的な矛盾

外壁塗装の現場で3分艶(つや消しに近い仕上げ)を指定された案件を想定してください。見積時点では「標準塗布量×面積÷希釈率」で缶数を算出しますが、現場の吸い込みや吹付の際の飛散ロスは計算上ゼロ扱いです。

軽トラで追加塗料を取りに走るたびに、その費用は「雑費」や「現金払い」として処理されることが多く、現場別の原価台帳には入力されません。

  • 問題の本質:Excelの行は「見積時の材料費」で固定されている
  • 追加仕入れは別ファイル・別シート・口頭で処理される
  • 月次で突き合わせる担当者がいないと、差異は「利益として消える」

この構造では、10現場あれば材料費だけで月に5〜10万円規模の誤差が生まれることは珍しくありません。

さらに深刻なのは「誤差が利益の過大計上に化ける」ケースです。月中は「粗利30%出ている」と見えていたのに、月末に仕入請求書が届いて突き合わせると25%しかなかった——というのは職人10人規模の会社では頻繁に起きています。

Excelの限界はツールの問題ではなく、「現場発生コストをリアルタイムで拾う仕組みがない」という運用の問題です。台帳のフォーマットをどれだけ精緻にしても、入力されなければゼロです。

【検証②】出面・人工のズレが粗利を静かに削る

現場監督のLINEには毎晩、職人からの日報が5〜6件届きます。「今日は〇〇邸の中塗り終わり、明日は別現場に回ります」——この一言で人工(にんく:職人1人1日分の労務費)の振り分けが決まります。

しかしこの振り分けがExcelに反映されるのは、早くて翌日、遅ければ週末まとめ入力です。

  • 出面のズレパターン(よくある3パターン)
  • 職人が1日に2現場をまたいだとき、どちらにも全日計上される
  • 応援職人の費用が「その月の最終現場」にまとめて計上される
  • 段取り日(材料搬入・養生準備)が現場コストとして計上されず、一般管理費に埋まる

このズレが積み重なると、現場単位の粗利は「見積どおりに見える」一方、会社全体の利益は削られ続けます。

株式会社結建装がDX推進により営業利益率を5.5%改善した事例は、まさにこの「見えていないコストの見える化」が起点でした。デジタルツールで労務費の現場別紐付けを自動化することで、利益の実態が初めて経営者の手元に届くようになります。

逆に言えば、出面の入力精度を上げるだけで粗利の「見かけ上のブレ」は半減します。仕組みの問題であり、職人の問題ではありません。

【Angaが塗装業に特化した理由】色番ミスと利益消失の経験から生まれた

「N80(日塗工のグレー系色番)を間違えて発注して、現場で塗り直しになった。その損失がどの現場の原価に乗ったか、最後までわからなかった」——Angaの開発者、株式会社イーテクノス代表の井上恭介はそう語っています。

Angaは汎用の工事管理ツールではなく、塗装会社の経営者が自分の経験から設計したシステムです。

  • 塗装業特有の設計ポイント
  • 色番(日塗工・ND・SR)を案件に紐付けて管理し、発注履歴と原価を連動
  • 職人の呼び名(「クリマイ」=クリーンマイルドシリコン など)を学習し、材料入力のミスを防ぐ
  • 現場ごとの人工・材料・外注費をリアルタイムで集計し、粗利を現場単位で可視化
  • Excel台帳からのデータ移行を想定した初期設定フロー

汎用ツールは「どの業種にも使える」ように設計されているため、塗装業の歩掛(作業1単位あたりの工数)や希釈率の概念が入っていません。

Angaは「塗装会社の現場がどう動いているか」を前提に作られています。導入後に使い方を業界に合わせるのではなく、最初から塗装業の言語で動いています。

月末に粗利が3〜8%ブレる原因の大半は、情報が現場に置き去りにされていることです。Angaはその情報を事務所に届ける仕組みとして設計されています。まず7日間、実際の現場データで試してみてください。

月末になるまで現場が黒か赤かわからない、それが一番怖い

3〜8%

職人10人規模の塗装会社で月次集計時に発生する粗利誤差の体感値

3〜4%

希釈・吸い込み・飛散ロスが台帳に反映されないことで生じる粗利の過大計上分

5.5%

デジタルツール導入による労務費・材料費の見える化が利益改善に直結した実績値

7日間無料で試す

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粗利率が紙の上で改善しても、現場では赤字が続く。元請け転換した塗装会社が最初の3ヶ月に必ず直面する原価管理の盲点を5つに絞って整理します。どこで利益が消えているのか、現場目線で解説します。


【穴1〜2位】「人工計算の甘さ」と「段取りコストの未計上」

夜21時の事務所。見積書の合計を電卓で叩き直しても、数字が合わない夜が続きます。

元請け転換直後に最も多い失敗が、人工(にんく)計算の甘さです。下請け時代は元請けから工程と人数を指定されていたため、自社で歩掛(作業1単位あたりの工数)を積み上げた経験が少ない会社がほとんどです。

  • 穴①:人工計算が「ベテラン職人基準」になっている

    外壁塗装の現場で、中塗り・上塗りを1日で仕上げる想定を立てても、実際は下地処理(ケレン・シーリング打ち替え)に時間を取られて工期が延びます。築30年マンション改修では、ケレン(旧塗膜除去)だけで想定の1.5倍かかることも珍しくありません。

  • 穴②:段取りコストをゼロで見積もっている

    足場の養生・吹付前のマスキング・色番(日塗工N80など)確認の現地往復——こうした段取りに、現場1件あたり職人0.5〜1人工は軽く消えます。見積書に「段取り費」の行がない会社は、この分がそのまま粗利を削ります。

下請け時代は元請けが吸収していたコストが、転換後は丸ごと自社負担になります。「工事原価=材料費+人件費」という単純な足し算のままでは、現場10件こなすうちに確実に3〜4件は赤字に転落します。

まず自社の歩掛データを工種別に整理することが、原価管理の最初の一歩です。

【穴3〜4位】「塗料ロスの無視」と「追加工事の取りこぼし」

現場帰りの軽トラの助手席に、使い残しの塗料缶が積まれたまま翌朝の現場に向かう——この光景が原価悪化のサインです。

  • 穴③:希釈率・標準塗布量から逆算した発注をしていない

    塗料メーカーの標準塗布量(例:0.12〜0.15kg/㎡)をもとに缶数を計算しても、現場では希釈率の調整や塗り残し補修で実際の消費量は増えます。外壁の凹凸が多い物件や、3分艶(半艶仕上げ)など粘度調整が難しい仕様では、ロスが見積もり比で15〜20%膨らむことがあります。このロス分を原価に含めず、材料費を「カタログ値×面積」で出している会社は要注意です。

  • 穴④:現場で発生した追加工事を口頭処理で終わらせている

    築古物件の外壁塗装で下地処理中にモルタル浮きが出た、見切り(塗り分けの境界線)の範囲が当初より広かった——こうした追加は現場判断で職人が対応しがちです。元請けとして追加費用を請求しないまま工事を終えると、その分だけ粗利が下がります。

中東情勢の影響で塗料原料の価格が高騰している現状(2026年にかけて継続見込み)では、ロス管理の精度が直接利益に響きます。追加工事は口頭でなく、当日中に写真付きで記録し、変更契約に落とし込む運用が必須です。

【穴5位】「現場ごとの粗利が見えていない」という根本問題

月次の試算表を見ると黒字なのに、資金が手元に残らない——元請け転換後3ヶ月の経営者から最も多く聞く悩みです。

  • 穴⑤:工事単位で原価集計をしていない

    月次で売上と仕入を合算して「粗利率20%」と出しても、それは全現場の平均値です。実際には粗利35%の現場と粗利5%の現場が混在しており、どの案件が利益を食っているかが見えません。

下請けから元請けに転換した株式会社大橋美装は、新規営業と現場ごとの診断書作成(現状報告書)を組み合わせて、粗利益率を3倍に向上させた事例として知られています。単に受注を増やすのではなく、「どの現場でいくら残るか」を案件単位で把握したことが改善の起点でした。

工事台帳を現場ごとに作り、完工後に実原価(人工・材料・外注費)を入力して粗利を確認する——この作業を3ヶ月続けるだけで、自社の「赤字が出やすい工種」と「利益が出やすい工種」が見えてきます。

紙やExcelで管理している会社は、入力漏れと集計ミスが避けられません。現場ごとの粗利を正確に追うには、工事管理ツールへの移行が現実的な解決策です。

なぜAngaは塗装業の原価管理に特化できるのか

塗装業の現場では「クリマイ」(クリーンマイルドシリコン)「ND色」「SR色」など、業界外には通じない略語や色番が飛び交います。汎用の工事管理ツールに職人がこうした言葉で入力しても、システムが読み取れず結局LINEと紙に戻る——そのループを断ち切るために開発されたのがAngaです。

開発者は株式会社イーテクノスの井上恭介氏。塗装会社を自ら経営した経験から、「色番N80を間違えて発注した」「現場ごとの利益が月末まで見えない」「職人の略語をシステムが理解しない」という三重苦を肌で知っています。

Angaが塗装業に特化している主な理由は以下のとおりです。

  • 歩掛・人工・塗布量を工種別に設定でき、見積書と原価を連動して管理できます
  • 職人が使う略語・通称を学習し、現場入力の手間を減らします
  • 現場ごとの粗利を完工後すぐに確認でき、「紙の上の粗利率」と「現場の実粗利」のギャップを可視化します
  • 追加工事の記録を写真付きで残し、変更契約への連携をスムーズにします

株式会社結建装がDX推進により営業利益率を5.5%改善した事例が示すように、デジタルツール導入による業務効率化は利益向上に直結します。ただし「塗装業の言語」を理解していないツールでは、現場への定着が難しいのも事実です。

Angaは塗装業の匂いを知っている人間が設計した、塗装会社のための原価管理ツールです。

0.5〜1人工/件
外壁塗装1現場あたり段取りで消える人工数の目安

15〜20%増
凹凸外壁・粘度調整が必要な仕様でのカタログ値比ロス目安

3倍
元請け転換+工事管理DX導入により粗利益率が3倍に向上した事例(株式会社大橋美装)

月末に集計したら、忙しかった月ほど残ってなかった

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